演奏会趣旨
普段 敷居が高いと思われがちなクラシック音楽の生演奏が醸す迫力を体感していただくと共に、身近に感じて 楽しんでいただけるように低料金で企画しました。
出演者は広島で活動されている実力ある20代、30代の若き演奏家で、今後も活躍される場をもっと多く作って行きたいと思っています。
コンサートの運営資金は、入場料と広告料収入により賄い、利益を追求しないで、
若手演奏家が奏でる名曲を 誰でも気軽に楽しんでいただけるコンサートを広島に定着させることを目的とします。
前回の1st.コンサートに続き、今後も質の高いクラシック音楽を身近に親しんでいただけるコンサートを提供して行くつもりです。
今回2回目の〜今年もとことんアンサンブル〜では、前回〜今年はとことんモーツァルト〜にて、"人間モーツァルト"を熱く思いを込めて表現され、好評を博した、現在ウィーンに留学中である指揮の宮野谷義傑さんと、「モテット」やオペラ「魔笛」の”夜の女王”を見事に歌い上げ、来年3月オーストリアとスロヴァキアで招聘公演となり、「モテット」も披露されるソプラノの塩井京子さんに加え、今回はもう一人のソリストに、2000年に若手演奏家の登竜門として名のある第6回カール・ニールセン国際ヴァイオリンコンクール(デンマーク)で優勝される等、海外でも数々の輝かしい実績をお持ちの広響コンサートマスター田野倉雅秋さんをお迎えして、更に見応え、聴き応えある演奏会を企画しています。
音楽のパレット事務局
宮野谷 義傑(みやのや よしひで)さんの指揮する演奏会に出会ったスタッフの一人が、彼の持つ懐の広さ、深さを感じさせる演奏に触れ、彼を広島に呼ぼう、広島でタクトを振ってもらいたいと願い、呼びかけた事から発生した非営利の企画グループです。
概要
演奏会名
音楽のパレット2nd.コンサート〜今年もとことんアンサンブル〜
日時
2007年2月8日(木) 18:45開演(18:15開場)
会場
広島市東区民文化センター ホール
入場料
- 前売
- 一般 ¥2,500 中学生以下 ¥1,500
- 当日
- 一般 ¥2,800 中学生以下 ¥1,800
演奏曲
- 愛の挨拶
- エルガー
- ロマンス
- シベリウス
- グローリア
- ヘンデル
- 四季より 〜春〜
- ヴィヴァルディ
- セントポール組曲
- ホルスト
演奏者
- 指揮
- 宮野谷 義傑
- ソプラノ
- 塩井 京子
- ヴァイオリン
- 田野倉 雅秋(広響コンサートマスター)
- 弦楽
- 音楽のパレットアンサンブル
- コンサートミストレス
- 高橋 和歌
企画製作
音楽のパレット事務局
助成
(財)エネルギア文化・スポーツ財団
後援
広島市、 広島市教育委員会、 (財)広島市文化財団、 中国新聞社
チケット取扱
デオデオ本店、
ヤマハ広島店、
東区民文化センター(休館日 月曜)
※チケット発売は12月中旬予定です。
お問い合わせ
音楽のパレット事務局 080-3051-1203 palette715@yahoo.co.jp
会場地図
音楽のパレットアンサンブル
現在 桐朋大学院に在籍しながら広島や関東で活躍している高橋和歌さんをコンサートミストレスとして、今回の演奏会のために広島で活躍する若いプロ演奏家たちを中心に編成された14名の弦楽アンサンブルで、今後に繋がるレベルの高い演奏が期待できます。
指揮者:宮野谷 義傑(みやのや よしひで)
1975年3月11日ニューヨーク生まれ。
2歳の時、大分県で交通事故に遭い、脊髄損傷となる。
3歳でピアノを始める。
高校時代の音楽の授業でバーンスタイン指揮のベートーヴェンの第9の演奏をLDで見て、指揮者を志すことを決意、独学で指揮を勉強する。 国際基督教大学在学中に、小林研一郎、秋山和慶、大友直人各氏のセミナーに参加し、薫陶を受ける。
指揮法をシメオン・ピロンコフ、湯浅勇治、大澤健一、三河正典各氏に、
声楽を山下尚子氏に、ソルフェージュを小橋桂氏にそれぞれ師事。
現在、ウィーンに滞在し、ウィーン国立音楽大学に特別聴講生として研修中。
MFL管弦楽団常任指揮者、ざま弦楽アンサンブル常任指揮者、モーツァルトモデルン常任指揮者。
演奏会のほか、小学校や老人ホーム、身障者施設など、直接、人とのふれあいがある場での演奏活動も精力的に行っている。
東京都 国立市在住。
http://www.miyanoya.com/
自分が本当につらい時に、行き場のない絶望の淵から音楽によって救われた経験がある。
聴衆の皆さんにも、演奏者の皆さんにも、今まさに苦しい、つらい思いをしている人たちに、
誰よりも未来に希望を持ってもらいたい子供たちに、音楽の持つメッセージの素晴らしさ
輝かしさを体当たりで伝えられる指揮者でありたい。
そうありたいと願っている。
ヴァイオリン:田野倉 雅秋(たのくら まさあき)
東京に生まれ、4歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学に進学。その後スカラシップを得てニューヨークのジュリアード音楽院へ留学し、学士号を取得する。また、平成12年度文化庁派遣芸術家在外研修員として、700日間の研修を行った。
数多くの著名コンクールで優勝、上位入賞を果たしており、1991年、第45回全日本学生音楽コンクール東京大会中学生の部で第一位を獲得。続いて1995年に 日本音楽コンクール第2位受賞。1998年、米国コロラド州のアスペン音楽祭において開催されたコンチェルトコンクールに優勝し、ラン・シュイ指揮の下、アスペン・コンサートオーケストラとバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番を演奏する。2000年には若手演奏家の登竜門として名のある第6回カール・ニールセン国際ヴァイオリンコンクール(デンマーク)で優勝、受賞リサイタルを開催し、好評を博した。
現在、ソロ活動の他、アンサンブルにおいても国内外の多くの優秀な演奏家と魅力的なコンサートを行っており、別府アルゲリッチ音楽祭では室内楽マラソン・コンサートに出演している。2004年5月には広島交響楽団のコンサートマスターに就任。また、これまでに日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団の客演コンサートマスターとしても出演し、今後益々の幅広い活躍が期待されている。
東京都在住。
http://masa-t.hp.infoseek.co.jp/
ソプラノ:塩井 京子(しおい きょうこ)
広島文化女子短期大学(現:文化短期大学)音楽学科声楽専攻卒業。
卒業演奏会出演。益田遥氏に師事。
ひろしまオペラルネッサンス合唱団に5年間在籍し、オペラコーラス、演奏会に多数
出演、研鑽を積む。
'99年、'05年さえきサロンコンサートにてソロリサイタル開催。
オペラ「修道女アンジェリカ」修道女長、「メーゼ・マリアーノ」伯爵夫人、修道院長、「魔笛」夜の女王、「ルサルカ」ルサルカ、ミュージックシアターASAKITA創作オペレッタ「KAGUYA」かぐや、同「チャールダッシュの女王」シルヴァ、オペレッタ「ジプシー男爵」ミラべラ、「メリー・ウィドウ」ハンナ役等 出演。
音楽のパレット1st.コンサート 〜今年はとことんモーツァルト〜にて、指揮者 宮野谷義傑氏と初共演。
女声アンサンブル「フィオリトゥーラ・ヒロシマ」メンバーとして、ロビーコンサート出張訪問演奏等も行っている。
女声コーラス「母子草」指導者。
広島市安佐北区在住。